アメリカでの求職状況
アメリカの求人サイトMonster.comによると、労働者の96%が2023年に新しい職を探しているそうです。
そして求職者のほぼ半数の40% が、インフレと支出の増加により、高い収入が必要であると述べています。
キャリアを変える理由として以下が挙げられます。
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自分の仕事や業界に無関心を感じている
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自分の努力やスキルが影響を与えていると感じていない
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他のことをすることをよく考える
また、アメリカ人の中にはキャリアを変えるために 2 年間の教育を受けても構わないと思っている人も少なくありません。
一部の人々は、スキルアップのためにさらに長い時間を費やしてもいいと考えており、アンケート回答者の4 分の 1 近く (24%) は、キャリアの可能性が広がるのであれば、3 年以上のトレーニングを喜んで行うと答えています。
近年アメリカで注目されている職種
では、アメリカではどんな職種に注目が集まっているのでしょうか?
1.データサイエンティスト
企業はデータサイエンティストを利用して、多くの情報に基づいたビジネス上の意思決定が可能です。彼らの知識を使用し、市場の傾向やパターンを分析、特定をします。
データサイエンティストの需要は2030年になっても高いでしょう。
2.データセキュリティアナリスト
データセキュリティの専門家は、ネットワークシステムがハッカーやウイルスから確実に保護されるようにします。ウイルス対策ソフトウェアやセキュリティプログラムが最新で安全であるかを確認します。
3.機械学習エンジニア
LinkedIn によると、機械学習エンジニアの雇用は2019 年から 2020 年の間に32%増加しました。
将来、ビジネスを保護する方法として機械学習を検討する企業が増えているため、機械学習エンジニアの需要は依然として急増しています。
4.ナース・プラクティショナー
米国等のような一定レベルの診断や治療などを行うことができる公的資格です。しかし、現在の日本の法律においては、看護職は医師の指示を受けなければ医行為を行うことはできないため、診断や処方を行うことはできません。
5.ブロックチェーンエンジニア
ある調査によると、2020年から2030 年にかけて、ブロックチェーン技術の市場規模は年平均成長率 (CAGR) 85.9%で拡大すると予測されています。
暗号通貨と銀行アプリケーションを強化するこの技術は、今後10年で大きな成長の可能性を秘めているでしょう。
まとめ
日本ではまだ聞きなれない職種も含まれますが、人工知能や機械学習、データ分析などの技術分野は、今後も重要視されることが予想されます。
キャリアチェンジのひとつのアイディアとして他の国の職種やキャリアに目を向けてみるのもいいかもしれません。
参考サイト