ジョブシャドウイングとは?職業体験との違い
仕事に興味のある人に、短期間の間実際の業務を見てもらい、会社の様子を直接知ってもらうことで、より深く会社や実際の業務について知ってもらう取り組みのことです。
対象は、主に就職を準備している大学生や高校生、または新入社員になります。
インターンや学校で行われている「職場体験」に似ていますが、大きな違いは、実際に働かずに観察に徹することです。
影のようにそこに存在し、観察することから、この仕組みはジョブシャドウイングと呼ばれています。
みんなwin-win!そのメリットとは?
ジョブシャドウイングを行うことで、企業側にも雇われる側にもたくさんのメリットが見込めます。
海外サイトAIHRで、そのメリットについて詳しく記載されているので、こちらでご紹介します。
引用元:AIHR:How to Make a Job Shadowing Program a Success
①チームメンバーとしての責任を学ぶ
ジョブシャドウイングする側が、チームと組織がどのように機能しているかを直接観察する貴重な機会を得ることが出来ます。
②クロストレーニングになる
ジョブシャドウイングする側は新しいスキルを学ぶことができ、企業側はさらに柔軟性をたかめることができます。
③知識や経験のシェア
観察される側のスタッフは、自信のメンタリングスキルを実際に試しつつ、自分の仕事について振り返ることができます。
④内的モビリティの実現
ジョブシャドウイングする側は、その企業の中で、自分のキャリアの実現について模索することが可能です。
【無料】中小企業でも実現可能!驚くほど活気づく職場を作る秘訣
スタッフのやる気と成果を最大化する秘訣を公開中!
評価制度の仕組み化からタスク管理の標準化まで、具体的な方法を無料でご提供します。
⑤将来的なリーダーの育成
ジョブシャドウイングする側は昇進後の姿が見え、貴重な知識を得られます。さらに、企業に籍を置く人と、専門的なコンタクトを持つことになります。
⑥生産性の向上
例えば、新人社員がベテラン社員をシャドウイングする場合、様々な「ハック」を学ぶことができ、より早く生産的になります。
⑦DEIBイニシアチブのサポート
ジョブシャドウイングを幅広く行うことで、グループを超えてスタッフが関わることができるようになり、企業が開発的になると同時に、長続きします。
⑧従業員を低コストで開発
ジョブシャドウイングはすべて社内で行われるため、大きな費用がかかることがありません。
つまり、雇われる側は自分のスキルを高めつつキャリア実現についてより具体的な体験をし、考えることができるので企業を選ぶ際に役立ちます。
企業側は、コストをかけずに会社に興味のある新人スタッフを発掘することができ、すでに社内にいるスタッフもジョブシャドウイングによって能力を高めたり刺激を受けたりすることができるのです。
ジョブシャドウイングのプロセスと種類
ここまでで、企業側と雇われる側の両社にメリットがあることがお分かりいただけたと思います。
第2弾の記事では、実際にジョブシャドウイングを行うにあたってのプロセスなど具体的な実施方法についてご紹介します。
無料でお読みいただけますので、公開までしばらくお待ちください。
中小企業でも簡単に!
人材が定着し、成果を出す仕組みの作り方
自動で成長する会社へ!実績に基づく評価制度と仕組みを公開中
- 時間を確保し会社が自動で成長する方法
- 公平で透明性の高い評価基準の作成方法
- 成果と連動する制度設計の具体例
- スタッフの意欲を高める評価のポイント