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求人に応募が殺到!働き方改革で採用に成功した企業の具体例3選

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「働き方改革」と聞くと、どんなイメージを持ちますか?

長時間労働の是正やテレワークの普及など、これまでの常識を覆す革新的な取り組みが現代の労働環境を大きく変えようとしています。

この記事では先進的な働き方改革をした結果、人材確保と企業業績の両立に成功した企業の実例を3社ご紹介します。

大きな成果を上げた革新的な働き方改革の方法は人材難に悩むあなたの会社にとって有益なヒントになるかもしれません。

この記事を読んで新しい働き方の形を探求してみましょう。

働き方改革とは

働き方改革とは長時間労働の是正、フレキシブルな勤務形態の導入、テレワークの普及など、従業員が健康的かつ生産的に働ける環境を整える取り組みです。

この目的は、労働生産性の向上とワークライフバランスの実現にあります。

最近の株式会社ワーク・ライフバランスによるアンケート調査では、働き方改革を進める企業の従業員の半数以上が仕事の満足度が向上したと回答しました。

参考:PR TIMES:働き方改革の成果として従業員満足度が向上したと答えた割合が51%と昨年度調査の約2倍に 「勤務間インターバル制度」の導入は従業員満足度向上と離職率低下に効果的であることが判明

また、同社の別の調査では働き方改革がうまくいっている企業では「業績が向上した」(64.6%)、「従業員満足度が向上した」(63.0%)、「顧客満足度が向上した」(60.5%)、「株価等企業価値が向上した」(59.0%)など、経営指標へのポジティブな影響も確認されています。

参考:PR TIMES:【企業の働き方改革に関する実態調査2022年版】

これらのデータから働き方改革が単に従業員の働きやすさを向上させるだけでなく、企業のパフォーマンス向上にも直結していることが示されています。

更に働き方改革によって、現代企業が直面する人材獲得と保持の課題に対する解決に成功している企業もあるのです。

以下で働き方改革によって人材確保に成功した企業を3社ご紹介します。

①働き方改革した企業の具体例:パプアニューギニア海産

パプアニューギニア海産の働き方改革

フリースケジュール制の導入

大阪に拠点を置くパプアニューギニア海産は、従業員が自由に出勤日と時間を選べる「フリースケジュール制」を導入しています。

この制度ではシフト制度が廃止され、従業員は自分のライフスタイルや都合に合わせて勤務が可能です。

例えば子育て中の従業員は子どもの機嫌や天候に左右されることなく、自由に勤務の有無を決められるのです。

パプアニューギニア海産の働き方改革の結果

パプアニューギニア海産の代表、武藤北斗さんは「従業員は経済的な必要から働くため、フリースケジュール制にしても出勤を拒否する人が増えるわけではない」と語っています。

実際にこの制度を取り入れてから従業員の出勤率はむしろ向上し、モチベーションの高まりを感じていると答えています。

さらに従業員には自分の好きな仕事に集中する「嫌いな仕事をやってはいけない制度」も導入され、工場全体の作業効率と生産性が大幅に向上しました。

これらの改革は、離職率ゼロという驚異的な成果を生み出し、10年間で求人広告費用を一切かけずに全国から応募が殺到する状況を実現しています。

パプアニューギニア海産の取り組みは従業員一人ひとりのニーズに応えることが、結果として企業の生産性向上につながることを証明しています。

②働き方改革した企業の具体例:ママスクエア

ママスクエアの働き方改革

ママスクエアは東京都港区に本社を構え、働くスタッフはリクルートジョブズから受注しているお客様に電話をかける業務を主に行っています。

働きたいけど働けていない約156万人の子持ち主婦を労働市場に引き込む目的で、ママの働きやすさを追求するプロジェクトが立ち上がりました。

同社が2015年に開設した託児スペース付きのオフィスは、働くママたちが子どもを近くに預けながら仕事ができる環境を実現しています。

子連れで出勤が可能で、勤務時間中には子どもの様子をガラス越しに見ながら働けます。

休憩時間はオフィスに併設されたカフェで子供と一緒に食事しても構いません。

同じ商業施設の中のフードコートでランチしてもいいし、帰りはそのままスーパーで買い物をして帰ることもできるというママにとって便利で理想的な環境が整えられています。

ママスクエアの働き方改革の結果

ママスクエアの働き方改革は働きたくても働けない多くの主婦たちにとって希望の光となり社会人経験のある子持ち主婦からの応募が殺到しました。

アウトソーシング業界は人手不足で時給1400円でも人材が集まらないという状況の中で、時給900円で募集したにもかかわらず300人以上の応募があったのです。

時給1500円のスーパーバイザー職の募集に至っては、元CAや大手企業の統括マネージャー経験者、TOEIC高得点保持者といった高スペックな主婦からの応募も集まっています。

③働き方改革した企業の具体例:オレコン

オレコンの働き方改革

弊社株式会社オレコンは、「オレの人生のコントロールを取り戻す」という思いを込めて設立された会社です。

自分らしく、好きな場所で、好きな時間に、好きな仕事をするという働き方を全スタッフが実践しています。

オレコンでは通勤時間を家族との大切な時間に変えるため、完全フルリモートワークを導入。

そしてオレコンの働き方は時間や場所に縛られずプライベートを最優先に考え、自身の「やりたい」に基づいて仕事を選べる点にも特徴があります。

業務開始前に「Will(やりたいこと)」「Can(できること)」「Must(しなければならないこと)」についてスタッフ一人ひとりと面談して、個々の希望を仕事に反映させています。

このシステムにより広報志望者が採用業務やお客様対応に挑戦するなど、柔軟なキャリア形成が可能です。さらに、WillCanMustは、スタッフだけでなく、企業にもメリットがあります。スタッフ自信が自分の目標に向かって真摯に取り組めるようになることで、会社の業績の向上に繋がるのです。

WillCanMustについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をお読みください。

オレコンの働き方改革の結果

創設10周年を迎えた2023年時点で、スタッフは80名を超え、売上は創業当初の7倍に成長。

スタッフは日本だけでなく、世界9カ国に広がっています。

また、同社の在宅ワーカーの採用方法やマネジメント、人事評価の手法は高く評価され、現在では数多くの企業に導入されています。

導入した企業では人件費の削減や応募者数の増加、社員の定着率の著しい増加が見られています。

まとめ

働き方改革は長時間労働の是正、フレキシブル勤務、テレワーク導入などを通じて、労働生産性の向上とワークライフバランスの実現を目指す重要な取り組みです。

最新の調査データによると、この取り組みを行う企業では従業員の満足度が向上し、企業業績や顧客満足度、さらには企業価値の向上にもつながっています。

パプアニューギニア海産、ママスクエア、オレコンの事例から、従業員一人ひとりのニーズに応える働き方改革が企業の持続可能な成長と人材確保に重要であることが言えます。

これらの成功事例は、人材不足に悩む企業にとっても有益なモデルとなり得るでしょう。

 

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